手作りで美味しい給食を
日々成長していくこども達を目の前に、いろいろな食事づくりを心がけています。
献立は和食中心で、旬の野菜を数多く取り入れ、季節感あふれるものにしていこうと考えています。
自然保育では、農業体験や調理体験も積極的に取り入れています。自分で育てた食物をみんなと協力しながら調理する体験はまさに「食育」です。
日々成長していくこども達を目の前に、いろいろな食事づくりを心がけています。
献立は和食中心で、旬の野菜を数多く取り入れ、季節感あふれるものにしていこうと考えています。
離乳食は一人ひとりの発達段階や月齢に応じて、形態と味付けを丁寧に進めています。
離乳終了してもすぐには幼児食に移行せず、準備食という段階をおいています。
準備食とは、幼児食よりも薄味で、揚げ物や消化の悪い物を除いたものです。
食卓に出されたものが何なのかを知っていくために、実際に食材を見たり触ったり、香りを嗅いだりしながら五感を豊かにし、食卓に出されたものと一致できるように会話を楽しみながら食事をすることを大切にしています。
野菜やまるごとの魚などの形を知り、お昼ごはんへの期待感も育っていきます。
1歳児さんでは、レタスをちぎったりマヨネーズを入れたり、2歳児さんではすり鉢やすり棒を使ってふりかけを作ったり、豆抜きにも挑戦します。
3・4・5歳児さんはレシピを見ながら作り方を確かめます。
その時の旬の野菜も利用します。皮むき器やおろし器を使ったり、ピラフや炊き込みご飯でお米洗いもします。
子ども達はその食べ物のできる過程にも関わっています。畑に行って、野菜たちが育っていく様子を見たり、草ひきや水やりをしています。
2歳児組になると、メニュー当番が始まります。自分の当番がくるのを心待ちにし、期待でいっぱいです。
朝の集いの時に調理室にお当番さんが「きょうのごはんは何ですか」と聞きに行きみんなに伝えます。最初は大人と一緒ですが、だんだんと一人で行けるようになります。
食卓は何よりも楽しく食べることを大切にしています。汁物以外のごはん・主菜・副菜は自分で「○○をください」ともらいに行き、自分で「ありがとう」と言って配膳しています。
お当番さんが「手を合わせてください」と声掛けをして、みんなが「いただきます」と答え、楽しい食事が始まります。